監督の声

クラブユース選手権関西大会


高槻FC内ではトップチームのU15チームが2018年度クラブユース関西大会に出場することになりました。大阪府予選を突破して5月26日(土)初戦がJ-GREEN堺であります。

この学年は彼らが6年生時に全日リーグ大阪府予選3位になりました。この時は全国大会前回優勝チームが大阪府代表のセレッソ大阪だったので大阪府代表枠は2つありました。ベスト4チーム同士のリーグ戦形式で行われ、クリエイト、アイリス住吉、セレッソ大阪、高槻FCの4チームで争いました。高槻FCは、アイリス住吉戦負け、セレッソ大阪戦勝ち、クリエイト戦負けの1勝2敗の総合結果3位で大会を終了しました。その時の悔しさが原動力となり中学で必ず全国に行く!!と強い想いが選手、そして我々スタッフにもあります。

ジュニアユースになり新たに他クラブからの選手達も加わり、新チームとしてスタートしました。常に現状に満足せず、各自のストロングを磨き、それを出せる術を選手自身が見つけることにアプローチしてきました。メンバーも極力固定せず、競争がある中で活動してきました。そして選手たちには常々伝えていますが、個人それぞれの成長を見ている、他選手と比べて評価はしない、とにかくの自分の成長スピードで向上してほしいと促してきました。中学2年生時から1st、2ndに分かれてリーグ戦などに参加することも多くなり、クラブとしてもメンバーを完全に分けないといけいケースが増えました。レギュレーション上仕方ないことですが個人的にはメンバーを完全に分けて活動することに非常に抵抗があり、常にどの選手にもチャンスがある状況での活動を望んでますし、試合に多く出場する選手も、サブメンバーとして交代する選手やメンバー外になる選手も含め全選手が、チャンスとピンチの中で今の自分ができる最高のパフォーマンスを出して競争する。リーグ戦ではある一定期間でメンバーを入れ替えたり、遠征やTM、そしてCY選手権でも2ndメンバーをスタートで出場させたり等なるべく全員で1チームという意識をもたせれるように活動してきました。

全員で戦う!!それを常に伝えCY選手権は戦ってきました。リーグ戦とは違いトーナメントでの試合は各選手に普段と違う緊張感や不安感を与え、内容的には決して良いとは言えない状況で関西大会への切符を勝ち取りました。このチームは全員がハードワーク怠らず常にチャレンジャーとして挑み、戦う気持ちを全面的に出せればどのチームと対戦しても勝利するチャンスはあります。それは、中学1年生時から、遠征先でのJクラブとの対戦でもそれを証明してきました。それとは真逆で、少し余裕を持ちすぎていたり、勝手に相手チームを格下と心のどこかで思ってしまっていたりする時は、どのチームと試合をしても負けたりしてきました。そのことは常々話してきているので選手の中でも理解はしてもらえていると思ってます。

ただ心のコントロールは困難で、頭の中や状況的には理解はできているが、実際ピッチに立った時には様々な感情が生まれ、チームスポーツであるため他選手の調子にも左右されるなど、なかなか良い精神状態を保てないことも多い。心と向き合い、心と戦うことは本人にしかできないことであり、他人は後押ししかできない。心をコントロールするには自信を持つことが一番重要であり、誰もが自信満々の時は本気で勝負を楽しめると思う。自信満々で戦うことができるように、日々のトレーニングの向き合い方、サッカー選手である以上サッカー中心の生活構築、どんなに緊張感や不安感を感じたとしても日々の意識と努力が絶対的な力を与えてくれる。

プロ選手でも大、高、中、小学生でも相手チームや、チームメイトとの力の差はある。優位な状況もあれば不利な状況もある。どんな世界でも力の差はあるので他人と比べ始めたらきりがない。ただその時々のの状況を把握し受け止め、その時々に自分ができることを自信を持って迷わずやりきる。そこで出たその時の結果は結果でしかない。サッカーの技術や戦術も大事だが、育成年代時にどれだけ心をコントロールする術や自分なりの心のあり方や持って行き方を見つけれるかが、選手たちの将来に繋がるのではと個人的には思う。

クラブユース関西大会初戦は一発勝負で勝てば次に進めるが、負けてしまったら終わります。選手たちの心をコントロールすることはできませんがサポートすることだけはできる。大阪府予選がスタートした時から彼らの心にどれだけ響かせれるかを自分なりには意識し、工夫してきました。プレッシャーをあえて与えたり、リラックスをさせたり、戦術的なことは何も言わず送り出したり、きちんとミーティングしたり、対戦相手情報を伝えたり、伝えなかったり、普段は当日の選手たちの顔や雰囲気を見てメンバー決めますが、あえて前日にスタートメンバー伝えたり、その時々ベストだと思えるやり方で試合に臨んできました。これが絶対正解というのはなく、その時々の状況や選手の状態で同じアプローチでも効果があったりなかったりもする。クラブの指導方針にもありますが、本質を理解しその状況に最も適したプレーを選択できる選手を育成する。我々スタッフもその状況に最も適したアプローチを選択できるようにしたい。何よりも選手一人一人が後悔がないように挑めるようにサポートしていきたいと思います。

午後から6年生のライフカップもあります。もし可能なら応援に来て欲しい。中学生の高槻FCを見て色々感じれることもあるはずだし、6年生も全日リーグがある中で全国大会出場を目標にしている選手もいると思います。全国を目指す戦いを観戦・応援することもいい刺激になると確信してます。

スタッフ・選手とも良い準備をして5月26日頑張りたいと思います。クラブ所属選手、保護者様、そして関係者の方々応援宜しくお願い致します。